品質評価 製造・設計経験を活かす 製品評価、不良解析から市場品質改善へのアプローチ

連速耐久試験、最大負荷試験、アプリケーションローカライズ評価、
アプリケーション動作検証、取り扱い説明書と機能の整合性評価など、
設計段階での信頼性試験とは異なる観点で試験を行い、市場不良の低減に貢献いたします。

品質評価サービス

ユーザ目線で製品が使われる環境やユースケースを想定し試験項目を検討します。

市場品質改善の課題

  • アプリケーションの評価を行いたいが工数が限られており、十分な評価が出来ない。

  • 設計段階の試験では検出できなかった不具合が市場で発生する

  • 市場不良の対策を検討しているが、改善品の評価をお願いしたい

ケーススタディ

アプリケーション評価

スマホ連動アプリケーション

スマートフォンから家電製品を操作するアプリケーションの検証を行いました。仕様通りの画面遷移になるか、接続した製品が正しく動作するかを、操作手順のシナリオにしたがって検証します。Android、 iPhone のそれぞれでアプリケーションで同じ動きを確認するのはもちろん、文字が画面から見切れていないか、改行位置が適切かどうか、表示上の不具合についても検証を行います。海外製品のローカライズにおいては、日本語文章として読みやすく、馴染みやすいかどうかの観点でも検証を行います。検出した不具合は重要度別に分けて改善提案のレポートを作成します。

ユーザー目線での実用試験評価

調理家電製品

多機能になった調理家電は、モード選択や調理時間の設定、料理温度の設定など細かく指示をすることが出来ます。搭載されたマイコンがその制御を行います。マニュアルの操作を行ったときに製品がマニュアル通りに動作するか確認が必要です。また複数の設定や操作の順番が変わってもユーザが意図した通りに製品が動作することを確認することも必要です。レシピが紹介されているものは、レシピ通りに調理を行ったときに、出来上がりが許容できるものかの評価も行います。
輸入される製品では取扱説明書の言い回しに違和感がないか、説明が十分かどうか、安全性のための説明に不足がないかといった観点で評価を行います。
ユーザが行える操作上の不備、例えば蓋を閉めずに調理を開始するなどの操作を行っても、事故や家財への損傷が無いことも確認いたします。

市場不良解析

ロボットの動作不安定の原因調査

家庭用ロボットで特定のポーズが安定しない、失敗するという不具合について、調査を行いました。使用している部品の製造ロットと、不具合の相関を見つけ、対象部品の寸法を3次元精密測定機を使って測定、ロット間で寸法に明らかな差異があることがわかりました。部品メーカーへ寸法修正の指示、修理拠点には修理用部品の使用制限および対象部品の交換の指示をすることが出来ました。

導入の流れ

 

  • ヒアリング

  • ご提案
    お見積り

  • 試験実施

  • レポート